令和5年度 埼玉支部上尾教室初煎茶会

 初稽古

   令和6年1月13日(土)於:上尾戸崎教室(丹羽祥園支部長)

 

    コロナ感染症の蔓延により、様々な社会活動が制約されていましたが、

   2年前から感染症の扱いが5類となり、徐々に地域活動が再開されるよう

   になりました。煎茶道のお稽古や茶会も様々な感染予防に配慮しながら、

   それぞれの教室でのお稽古や、茶会が復活して参りました。

    そこで、上尾教室でも社中一同が久しぶりに集まり、食事会の後、炉手

   前の大福茶手前、焙じ器扱い大福茶手前(蓋なし茶碗扱い・蓋つき茶碗扱

   い)、煎茶点前、玉露手前を順番にお稽古をし、和やかな雰囲気のうちに、

   新年を祝うとともに、今年中の社中の懇親を深めることが出来ました。

 

 


令和5年年度 埼玉支部研修会

篆刻研修会

     8月30日(土) 於:川越仙波日枝神社社務所

   

      方円流社中の書家・篆刻指導者でもある「横田亂峰先生」を

     講師としてお招きし、篆刻の研修を致しました。

   

      篆刻とは、印材に「篆書を刻す」ということで「石・木・銅」

     などの印材に篆書を用いて印を刻す」こととのことです。

      しかし、今日では隷書・楷書・行書・草書・かな などの

     書体を用いてもみな「篆刻」称するそうです。

      また、篆刻は、一般の「印章」とは厳然とした違いがあり、

     篆刻の「印章」には、書としての美しさが無ければならない

     とのことなど、基本的なご教示をいただき、先生にご用意い

     ただいた石印材に、各自が希望した文字の引稿をもとに、印

     刀で各自篆刻の印章作成を実習をさせて頂きました。

     

      印刀で印材に掘るには、思い切り掘ることが大切とのご指導

     をいただきましたが、思うように掘れず大変緊張しました。

      最後は、先生の補刀や磨きなどのお力添えをいただき、全員

     、素敵な印章が完成することができました。

      完成した印で印箋に捺印し、先生が掘って下さった干支の印峰

     など素敵な作品をいただき、大変有意義な研修となりました。

      横田亂峰先生に、心からお礼申し上げます。

                         文責:小笠原佳園

 

      研修会の風景

        講師:横田亂峰先生の作品

       社中の篆刻製作風景


煎茶道方円流 埼玉支部教室

教室名 稽古日・時間 場所 連絡先

 東久留米市

  火曜 10:00~

  水曜 10:00~

東京都東久留米市

  043(473)0850  後藤

上尾市戸崎教室 

  第1・第3土曜 13:00~

  金曜       13:00~

埼玉県上尾市戸崎

  048(781)0589  丹波

伊勢崎教室   第1・第3木曜 13:00~ 群馬県伊勢崎市   048(781)0589  丹波
上尾市原市教室

  第1・第3木曜 10:00~

 埼玉県上尾市原市   048(722)7845  藤崎
  川越教室

  木曜 13:00~

埼玉県川越市砂久保

  049(247)2843  追木

教室のお稽古風景

 

 ◎令和3年11月19日

  盛物のお稽古         丹波支部長宅

  久しぶりに、丹波支部長宅にて、日頃少人数でお稽古していた社中の生徒が

  一同に会して「煎茶の盛りもの」お稽古を行いました。

   当日は、季節の果物や、花、石などを持ち寄り、命数主題、謎語主題、故

  事による主題の三種類があること、盛り物の構成をするうえで十分注意する

  ところなどをご指導いただきながら、個々に作品を作り、先生にアドバイス

  を頂き完成しました。

   みんなで和気あいあいと楽しいお稽古を体験させていただき、時間を忘れ

  て次々に個性豊かな作品でした。

  


令和2年5月から、新型コロナの感染予防に十分配慮したお稽古の在り方を

検討して、お稽古は、2~3人の少数で、マスクの着用、手指消毒の徹底、

茶道具の扱いは清潔に努め、特に茶碗等口にするもの使用前後に熱湯消毒

をするなどを行い、お稽古は、各教室共に継続して実施して参りました。


 令和2年3月より、5月まで、各教室でのお稽古がお休みとなりました。

  

  新型コロナ感染症の蔓延により、感染予防の観点から、外出自粛、3蜜

  の回避、感染予防対策の実施が求められ、お茶会やお稽古のお休みとな

  りました。


◎令和2年1月12日(日)  埼玉支部長宅での上尾教室 新春初稽古

  

   丹波支部長社中の上尾教室の生徒一グループが、

   丹波支部長先生宅に集まり、日頃お会いする機会の

   少ない社中の皆様と和やかに歓談しながら、初稽古を

   させていただきました。

  

   初めに、今年1年の方円流埼玉支部と社中の皆様の

   繁栄を願って「大福茶」点前で花びら餅をいただき、

   ました。

    その後は、社中揃ってお稽古する機会が少ないため、

   社中の皆さんと久しぶりのお顔合わせで、おしゃべり

   しながらの昼食はとても愉しく、美味しくいただきました。

   喫遊の式(闘茶)のお稽古

   食事の後は、新春恒例の闘茶のお稽古です。

   社中の皆さんが2組に分かれて、亭主、童子、

   書記、客の役割を担い、2試1碗の煎茶手前、

   1試2碗の玉露手前で闘茶のお稽古をご指導

   いただきました。

   闘茶稽古は、ほぼ年1回のお稽古でもあり、

   役割を思い出すことで精いっぱいですが、和

   やかなお稽古を経験させていただきました。

   (写真班を務めて下さった社中の中島さん

    有難うございました。) 

    煎茶 2試1碗

玉露 1試2碗

◎令和1年9月21日(土) 埼玉支部長社中の和菓子作り体験会

 

  小江戸川越市に佇む明治の香り残る日本庭園のある丹徳庭園で、

  丹波祥園支部長の社中6人が和三盆の和菓子作りを体験しました。

   また、出来上がったお菓子をいただき乍ら、御亭主に抹茶を点

  てていただき、緑の心地よい個室で、和食のランチも楽しみまし

  た。

 

 平成31年1月13日(日) 埼玉支部丹波支部長社中の新春茶会

         

   丹波社中の伊勢崎教室と上尾教室の生徒一同が、

   丹波支部長先生宅に集まり、日頃お会いする機会の

   少ない皆様と和やか歓談しました。

  

   初めに、新年にあたり丹波支部長先生のお手前で、

   「大福茶」をいただき、会食の後「闘茶」のお稽古

   を2組に分かれて体験させていただきました。

   を楽し見ました。

   

 

 喫遊の式(闘茶)

  

  今年も昨年同様、丹波先生のご指導をいただき乍ら、11人の社中で、

  亭主、童子、書記と客(5名)を1組として、1回目は、二試一碗 

  2回目は、一試二碗の闘茶を行いました。

  亭主が、試飲用に用意したお茶の味や風味など特徴をしっかり記憶に

  とどめて置き、亭主が後にお手前で点てて振舞って下さったお茶と、

  試飲したお茶を比べて、茶名を当てるという愉しいおあそびです。

 

  闘茶の手順の概要を表してみましたので、ご参考にどうぞ

  ➀亭主は、同種類の茶の葉を二包づつ用意し、一包を「試」の包に

   入れ、他包を無地の包みに入れて置きます。

   また、香遊札という表に「花」、「鳥」など当日の茶名になるも

   の、裏に「松」「梅」など客名になるものを準備します。

   更に、当日の記録を書き込む白紙を準備じます。

  ②客が着席し、書記、童子、亭主は客に挨拶をします。

  ③書記は、机に向かい、亭主と童子は手前の準備を整えます。

  ④客は自分の香遊札を2枚とり、自分の膝前に並べて、書記に自分の

   名前を伝え、書記が白紙に記録をします。

  ⑤亭主は、試の包みの中の1煎目、2煎目のお茶を各々に客に点てだ

   します。

  ⑥客は、亭主の点てた1煎目のお茶の味と2煎目のお茶の味の違いを

   しっかり味わい分けて記憶し、香遊札の茶名をお覚えておきます。

  ⑦童子は、亭主から預かった1煎目の茶名の香遊札と2煎目の茶名の

   香遊札をその都度、書記に預けて、白紙に試しの茶名の香遊札を

   記録しておきます。

  ⑧亭主は、無地包みの中から1包を取り出し、三煎目のお茶を客に

   点てだす。亭主は、三煎目の茶の包みの香遊札は、取り出さない

   まま書記に手渡します。

  ⑨客は、三煎目の茶をいただいた後、一煎目のお茶か二煎目のお茶

   と同じ味かを聞き分け、客自身がおのおの判断で同じと思う茶名の

   香遊札を小盆に出して、童子は書記に手渡します。

  ⑩書記は、客から預かった香遊札の茶名を、客それぞれの名前の下に

   記録染ます。その後、亭主から預かった三煎目の包みの中から、

   香遊札を取り出し、試しの茶名に続いて三煎目の茶名を記録します。

  ⑪三煎目の木札は、小盆に乗せて正客から順に末客まで拝見します。

  ⑫書記は、闘茶の経過や結果を記録した白紙を完成し、客に順次回

   して確認していただきます。

  ⑬亭主は、手前のお道具を片づけて、手前席にもどり、書記の記録を

   拝見して客に礼を述べられたあと、童子、書記と揃って客に挨拶し

   て終了となります。

 

 二試一碗: 試飲のお茶に2種類を頂いた後、亭主があらためて点てて

       客に振舞ったお茶をいただき、試飲した内の2種類のから

       同じお茶の茶名を当てるものです。

 

   書記(客名・茶名・闘茶の記録)  亭主(手前)   童子 (香遊札や茶の運び)

一試一碗:亭主は、試しのお茶1種類を点て出した後、亭主があらためて点て

     出した客に振舞ったお茶と初めに試飲したお茶の茶名が同じものか

     どうかを当てるものです

   亭主、童子、書記の挨拶    客は書記に名前を伝える    香遊札を1枚取る

 書記は客名を伺い白紙に記録   亭主は試の茶を点てる 童子は試しの茶を客に出す

亭主は無印包みの茶を点てる 童子は茶を客に出す。     書記は客から茶名を聞き記録する

書記は亭主から預かった茶名を記録する  亭主は闘茶の結果を見る 客は闘茶の「結果を


◎ 平成30年1月10日 埼玉支部上尾教室新年初稽古

 

  喫遊の式(闘茶)

  「闘茶」は、数種類の茶を飲み分けて、茶名を言い当てる遊び

     です。飲み当てる数によって、3碗もの(一試二碗 二試一

   碗 無試三碗)、5椀もの(二試三碗 三試二碗 四試二碗

   無試五碗)などの種類があるそうです。

   

   日頃は、社中で一同に会してお稽古する機会が少ないため、

   「初稽古には、是非闘茶のお稽古を!」との社中の希望があ

   り、日程調整できた7人で、丹波祥園先生のご指導を頂きな

   がら、「煎茶と玉露の二試一碗の 闘茶」を楽しく体験するこ

   とができました。  


 

◎ 平成29年11月10日(水)の伊勢崎教室の風景 

   盛物の研修会

     各自が秋の果実や実物を持ち寄り、様々な盛物を工夫して作成

     してみました。色や大きさ、バランスなど配慮しながら沢山の

     作品ができました。